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一次元の挿し木
著者:松下龍之介さん 話題のミステリー本。これがデビュー作。 朝昼晩と少しずつ読み進めて、丸一日で読了。 DNA鑑定の謎の展開。予想できなかったこと。 恐怖を煽る場面。 あの人物はどうなったの?と気になることもあったが、 今後の作品にも注目していきたい作家さんになりました☺️ -
墨のゆらめき
著者:三浦しをん さん 読書会で紹介されていて、気になっていた 一冊。さくさくと読めました。 手紙の代筆。筆文字の世界。 ホテルマンと書家の次第に深まる仲。 私自身、書道をしていた時代を思い出しながら、 墨の匂いを嗅ぎ、太筆で描きながら、 思いの丈をぶつけたい気持ちになりました☺️ 文中にも書いてありました。 代筆屋って、 カウンセリングみたいなんですよねー。 -
風待荘へようこそ
著者:近藤史恵さん 夫に離婚を切り出され、一人娘とも暮らせなくなった 45歳の女性。SNSで繋がっていたある女性から、 ゲストハウスの手伝いを依頼されて京都へ行くことに。 そこでの生活、料理、仲間や異国のお客様たちに癒やされていく。 自分を取り戻してこの先の人生は楽しみになる。 どん底に陥ってしまったように感じている方にも 読んでいただきたい1冊です。 一人の時間って大切だし、必要なんだよなぁ。 -
透明な螺旋
著者:東野圭吾さん シリーズ第10弾。長く続いていますね。 ほぼ一気読みでした! 今回は湯川先生の秘密が明かされています。 点と線の繋がり方が見事です。 ただ犯人がわかって良かったでは終わらず、 余韻が残り、考えさせられた内容に脱帽です。 息の長い作家さんで居続けてもらいたいです☺️ -
さかのぼり喫茶おおどけい
著者:内山純さん シリーズ第二弾。喫茶おおどけいに集まり、 地元を盛り上げる計画が立ち上がる。 メンバーはそれぞれ思い悩んでいた。 大時計の不思議な音を聞きながら昭和時代にタイムスリップ。 そこでの出会いや話に励まされ、 前を向いていく気持ちになる。 元気になれる本☺️ -
夏の庭
著者:湯本香樹実さん 毎年夏になると見かけていたが、ようやく手に取った📕 小6の少年たちと、近所で1人暮らしをする高齢男性との、 次第に交流を深めていく様子がイイ☺️ 夏休みに数々の貴重な体験、戦争を通してのお話。 スマホからだけでなく、 実体験を通して得られる大切さがわかります☺️ -
境界のメロディ
著者:宮田俊哉さん 「角川文庫夏フェア2025」の1冊。 アイドルグループKis-My-Ft2での顔しか知らなかったんですけど、 ラノベ作家でもあったんですね。 音楽をテーマに、少年2人の熱い友情。命。夢を諦めずに生きていく。 ある方に譲っていただいていなかったら 出会えなかった小説でした😀 -
チョコレート・ピース
著者:青山美智子さん チョコレートと友情。推し活。恋。結婚。決意。などを 絡めながらのショート物語。 遠い過去を思い出したり☺️同じ物語で主人公が変わると、 違った捉え方。 あのときの私と相手は、 互いにどんな気持ちだったのかなぁ。なんて思ったり。 今は良き思い出🥰 -
架空犯
著者:東野圭吾さん 長編小説。『白鳥とコウモリ』にも出てきた五代刑事の、 ちょっとした違和感も見逃さないところは切れ者だなと。 後半はスピードアップで読み進めた。 タイトルの意味が腑に落ちた。 したたかな人と純粋な人との組み合わせは厳しいのかもしれない。 物語の構成や展開、流石でした。 -
ミチルさん、今日も上機嫌
著者:原田ひ香さん 主人公45歳のミチルさんの状況を通しながら バブル時代のことを思い出しては、考えたなー。 TVばかりを見ては、 なんとなくで考えなしに過ごしていたなと😢 人生、諦めずまだやれる事はある。 私も若い人たちを応援する立場になったんだなと 思えている☺️ 家賃値下げ交渉の代行業、イイね^^ 人生のトンネル内に入っている人にも オススメです。 -
N
著者:道尾秀介さん 6つの章で構成されていて、 読む順番は自由。自分だけの物語を体験出来る、一風変わった小説。 これは「花」シリーズの3作目。上下逆転させてあったりで面白い。 一番最初に読み始めた”落ちない魔球と鳥”に出てきた光の花を、 3人で見ている描写が印象的だった。 再読する楽しさあり☺️ -
ロールキャベツ
著者:森沢明夫さん 大学3年生。出会った仲間。 これからの生き方、働き方。 パッと見た感じではわからない、それぞれの心の中身。 チェアリングをしながら励まし合い、気づいて1歩1歩前へ。 好きと得意の掛け合わせ😊 心理セラピーを受けた感覚になる小説。 直筆は森沢さんからの名言のような感じですね☺️