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カフネ
著者:阿部暁子さん 読み始めるまでに時間を要したが、 読み始めたら、徐々にこの話は!と、静かに。力強く。 現代社会の問題にも触れていて。 親子の関係について、鋭く描かれていました。 料理が人の心を動かす。 優しくあたたかい気持ちになれるんですよね。 家事代行サービス。カフネ☺️ -
死にたいって誰かに話したかった
著者:南綾子さん タイトルに惹かれて。 「生きづらさを克服しようの会」は2人から始まり、 最後は5人となり。話している間は遮ることがなく。 肯定も否定もしない。 しっかり聞いてもらえることで解決は出来なくても、 安心出来る。 時には他人にも承認してもらいたいよね。 -
はぶらし
著者:近藤史恵さん どんな展開になっていくのか、時にイラっとしながら。 気になりながら。読み進めていった。主人公の鈴音。 10年振りに会った同級生に、そこまでしてあげる? 人が良すぎない?自分は出来ないなぁ。 友達って何だろうと考えるキッカケにはなる1冊。 モヤっとした終わり方でした。 -
カササギたちの四季
著者:道尾秀介さん リサイクルショップの2人の男性定員と、 店に入り浸る中学生女子が出てくる心温まるミステリー4話。 3話目の星座の魚座についての神話と、 4話目の蜜柑の木の話。心にぐっとくるものがありましたし、 素敵な表現だなぁと。 道尾さんの一面を知れた1冊でした。 -
コンビニ兄弟4 テンダネス門司港こがね村店
著者:町田そのこさん 親や親戚の支配から逃れて、 自分の人生を自由に楽しめるようになった物語。 ヒーローになりたいといった男性の熱い友情話は良かったなぁ。 話の聞き方のあるあるな〜と思った一文☺️ 共感は大事なんですよ😉 優しい出会いはイイね☺️ -
6月31日の同窓会
著者:真梨幸子さん ミステリー小説といえば真梨さん。 女性同士の数々の悪意。伝統ある女子校の存在理由とは? 卒業生の連続死のわけとは? 一気読みしていたらもっと楽しめたかも☺️ 弁護士だから大丈夫。といった考え方を 見つめ直すにも良いキッカケになりますよ😉 一気読みをオススメします。 -
老人ホテル
著者:原田ひ香さん 大家族の中で生活していた天使(エンジェル)。 極貧人生から抜け出したく、 不動産投資家だった老女を見つけ出す。 ホテル内の清掃業務などをしながら、 本来の自分を取り戻していったのでしょう。 血の繋がりがあっても、 絶縁しなくてはならない関係もある😢 お金について考えたなぁ。 不動産投資のための、まずは貯金から。 食費をかなり減らし続ける。 う〜ん、、、。 投資は合う、合わないがあるからね。 -
非日常の謎 ミステリアンソロジー
6人の作家さんによる謎をテーマにした 物語。3人は知っていて3人は知らない作家さん。 微笑ましくなったり。ゾッとしたり。 偶然の連続か?運命か? あと、最後の芦沢さんの物語は?だった😅 短編集。 知らない作家さんと出会えるから、 こういう小説も好みなんです😊 -
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ
著者:友井羊(ともいひつじ)さん 第一巻は1月に読了。この第二巻は想像以上に良かった☺️ 実際にお店があれば行きたくなるぐらい、 スープの魅力やジビエ料理にも興味を持てた☺️ それと、ある障害について知ることが出来ました。 勉強にもなった1冊でした。 -
殺める女神の島
著者:秋吉理香子さん リゾートアイランドに集められた7人のミスコン最終候補者たち。 優雅にビューティーキャンプが行われるはずが、 連続殺人が起こってしまう。残酷な展開で怖かったな。 犯人は全く予測出来なかった。 秋吉理香子さんの魅力全開のイヤミスでした。 ほぼ一気読みでした。 -
夫よ、死んでくれないか
著者:丸山正樹さん 個人的にも。仕事上においても。 気になっていたところにTVドラマもスタート。 夫や男性が酷すぎるかと思いがちなんだけど、 イイ感じの男性も出てきますよ。 妻や女性も怖いわ〜。 先行きが気になり、一気読み。 モラハラが気になる方は読んでみてください。 -
桜の木が見守るキャフェ
著者:標野 凪(しめのなぎ)さん 祖母の代から続いている洋館 『キャフェ チェリーブラッサム』。 庭に立つヤマザクラの視点で語られる 言葉が深い。 季節の和菓子とお茶を頂きながら、 古き良きものや、 ゆったりとした時間を過ごす大切さも 教えてもらえる。 桜の咲く季節に読むにもベストな1冊。 ”人生は三寒四温。悪いこともあれば いいこともある。 でも行きつ戻りつしながら、 それでも進んでいくのよね。” 〜文中より〜