2025年8月– date –
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永遠の0
著者:百田直樹さん 現代人である26歳の青年を中心に、 当事者の視点、太平洋戦争の様子や心情が描かれている。 特攻隊員として戦死した祖父の宮部久蔵と関わった人たち。 映画を観ていたら涙が止まらなかっただろうな。 読了後、心が落ち着かなかった。 80年前の出来事を知っておかないとならない。 -
C線上のアリア
著者:湊かなえ さん 淡々と進んでいきながら、どんな展開になっていくのか? 気になる小物や有名な小説本が出てきて。 表紙の色からわかる!?日記が登場してから捲る手止まらず。 悲劇の出来事は無駄にはならず、 今後目指すことが見つかった☺️ 介護問題。これからは夫婦で乗り切っていく時代☺️ -
潮騒
著者:三島由紀夫さん 三島作品は、何年ぶりかに読みました。 私が生まれた年にお亡くなりになっている作家さん。 この作品は新治と初江の純愛物語。 八代神社に燈台。恋を成就させたい方は訪れたくなる? あの元女性アイドルが演じていたことは知らなかった。 映画も気になります。 解説に重松清さん☺️ -
ディア・オールド・ニュータウン
著者:小野寺史宜さん 蕎麦屋「笹原」。 両親亡き後、息子が「ささはら」として再度経営していくことに。 小野寺さんの別作品に登場していた あの人、この人、あのお店。 いくつも出てきて繋がりに微笑ましくなる☺️ 今回も安定の内容に、じんわりとした気持ちになった☺️ -
一次元の挿し木
著者:松下龍之介さん 話題のミステリー本。これがデビュー作。 朝昼晩と少しずつ読み進めて、丸一日で読了。 DNA鑑定の謎の展開。予想できなかったこと。 恐怖を煽る場面。 あの人物はどうなったの?と気になることもあったが、 今後の作品にも注目していきたい作家さんになりました☺️ -
墨のゆらめき
著者:三浦しをん さん 読書会で紹介されていて、気になっていた 一冊。さくさくと読めました。 手紙の代筆。筆文字の世界。 ホテルマンと書家の次第に深まる仲。 私自身、書道をしていた時代を思い出しながら、 墨の匂いを嗅ぎ、太筆で描きながら、 思いの丈をぶつけたい気持ちになりました☺️ 文中にも書いてありました。 代筆屋って、 カウンセリングみたいなんですよねー。 -
風待荘へようこそ
著者:近藤史恵さん 夫に離婚を切り出され、一人娘とも暮らせなくなった 45歳の女性。SNSで繋がっていたある女性から、 ゲストハウスの手伝いを依頼されて京都へ行くことに。 そこでの生活、料理、仲間や異国のお客様たちに癒やされていく。 自分を取り戻してこの先の人生は楽しみになる。 どん底に陥ってしまったように感じている方にも 読んでいただきたい1冊です。 一人の時間って大切だし、必要なんだよなぁ。
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