大晦日の大宮駅
8番線のベンチ。 電車を待ちながら、小説を開いていました。 ここから高崎へ向かう電車は本数が少なく、 待ち時間で小説を6ページほど進めることができました。 ようやく電車が到着。 乗り込むと予想外の混雑ぶりで、空席は一つもありません。 仕方なく座るのを諦め、運転席近くの壁に寄りかかりました。 再び小説のページをめくります。 30分も経つと、車窓には田んぼや畑が次々と流れていきます。 懐かしい風景に、育った田舎が近づいているのを実感しました。 今は家族や親戚と過ごす時間を楽しみにしていられ...